S造・RC造・SRC造とは?構造の違いと特徴をわかりやすく解説

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S造・RC造・SRC造とは?構造の違いと特徴をわかりやすく解説

「S造とかRC造って、結局何が違うの?」
建設業界に興味を持った方や、施工管理を目指す方が最初にぶつかる疑問です。

求人票や現場説明でよく出てくるこれらの言葉。
なんとなく聞いたことはあるけど、違いまでは説明できない…そんな方も多いはずです。

この記事では、
S造・RC造・SRC造の違いを“現場目線”でわかりやすく解説します。

・どんな建物に使われるのか
・それぞれのメリット・デメリット
・施工管理として関わる際のポイント

まで理解できる内容になっています。

読み終わる頃には、
「自分がどの構造に関わりたいか」までイメージできる状態になります。

■S造・RC造・SRC造とは?結論から解説

まず結論です。

・S造:鉄骨造(Steel)
・RC造:鉄筋コンクリート造(Reinforced Concrete)
・SRC造:鉄骨鉄筋コンクリート造(Steel Reinforced Concrete)

つまり違いは、
**「何の材料で建物を支えているか」**です。

この違いが、工期・コスト・強度・施工方法すべてに影響します。

■S造の特徴|スピード重視の現場

結論:S造は「工期が短く、コストを抑えやすい」構造です。

理由は、鉄骨を工場で製作し、現場で組み立てるためです。

例えば、商業施設や店舗の内装現場。
鉄骨の柱や梁がすでに出来上がっていて、
クレーンで一気に組み上げる光景を見たことがあるかもしれません。

メリット
・工期が短い
・品質が安定しやすい
・設計の自由度が高い

デメリット
・耐火性はコンクリートより弱い
・錆対策が必要

施工管理視点では、
「工程管理のスピード感」と「鉄骨精度の確認」が重要になります。

■RC造の特徴|安定性と耐久性

結論:RC造は「強度・耐火性・遮音性に優れた構造」です。

鉄筋とコンクリートを組み合わせることで、
圧縮にも引張にも強い構造になります。

例えばマンション現場。
型枠を組み、鉄筋を配置し、コンクリートを流し込む工程は、
RC造ならではの代表的な作業です。

メリット
・耐火性が高い
・遮音性が高い(住居向き)
・耐久性が高い

デメリット
・工期が長い
・天候の影響を受けやすい
・コストが高め

施工管理では、
「品質管理(コンクリート打設)」が最重要ポイントです。
気温や湿度によって品質が変わるため、経験値が問われます。

■SRC造の特徴|大型建築向けの最強構造

結論:SRC造は「S造とRC造のいいとこ取り」ですがコストが高い構造です。

鉄骨の強さと、コンクリートの耐久性を組み合わせた構造で、
主に高層ビルや大型施設に使われます。

現場では、鉄骨を建てた後に鉄筋とコンクリートで覆うため、
工程が複雑で難易度も高くなります。

メリット
・非常に高い強度
・耐震性が高い
・高層建築に適している

デメリット
・コストが高い
・施工が複雑
・工期が長い

施工管理では、
「多工種の調整力」が求められる上級者向けの現場です。

結論として、優劣ではなく「適材適所」です。

・S造 → 店舗、オフィス、倉庫(スピード重視)
・RC造 → マンション、学校、病院(快適性重視)
・SRC造 → 高層ビル、大型施設(強度重視)

例えば、
短期間でオープンしたい商業施設ならS造。
静かで長く住める住宅ならRC造。

このように、目的によって最適な構造は変わります。

S造・RC造・SRC造の違いは、
単なる知識ではなく「現場の働き方」に直結します。

・スピード感ある現場が好き → S造
・品質を突き詰めたい → RC造
・大規模案件に関わりたい → SRC造

どの構造にも大変さはありますが、
その分やりがいや成長実感も大きい仕事です。

もし今、
「施工管理って自分に向いているのかな?」
と少しでも感じているなら、

まずは一度、どんな現場があるのか話を聞いてみることをおすすめします。

知ることで、選択肢は一気に広がります。
そしてその一歩が、キャリアを大きく変えるきっかけになります。