建設業は退職金制度ありの会社が多いってホント!?実態を解説

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建設業は退職金制度ありの会社が多いってホント!?実態を解説

建設業は「退職金あり」の会社が本当に多い?

建設業は「退職金あり」の会社が本当に多い?
「建設業って福利厚生はどうなんだろう」
「退職金制度ってちゃんとあるの?」

そんな疑問を持つ人は少なくありません。

実際、建設業は一般業界と比べても、退職金制度を導入している会社が多い傾向があります。

東京都産業労働局の「中小企業の賃金・退職金事情(令和6年版)」では、中小企業における退職金制度の導入率は、

・全産業:64.2%
・建設業:76.1%

となっており、建設業の方が高い結果となっています。

もちろん、すべての建設会社に退職金制度があるわけではありません。

ただ、建設業は昔から、
「長く働く人を育てる」
という文化が比較的強い業界です。

特に施工管理や現場監督の仕事は、

・現場経験
・資格
・工程管理能力
・職人さんとの関係構築

など、経験の積み重ねが大きな価値になります。

だからこそ会社側も、
「長く働いてほしい」
という考えから、退職金制度を整えているケースが多いのです。

この記事では、

・なぜ建設業は退職金制度が多いのか
・建退共と中退共の違い
・求人を見る際のポイント

まで、わかりやすく解説します。

なぜ建設業は退職金制度が多いのか?

建設業で退職金制度が多い理由は、単純に「公共工事が多いから」だけではありません。

大きな理由の一つは、
建設業が“長く働く前提”の業界だからです。

たとえば施工管理では、

・工程管理
・安全管理
・原価管理
・協力会社との調整

など、経験を積むほど価値が上がる仕事が多くあります。

そのため会社側も、

「5年、10年と働いてくれる人を育てたい」

という考えを持つケースが多く、結果として、

・退職金制度
・資格手当
・家族手当
・社宅制度

など、“長期雇用向け”の福利厚生が残りやすい傾向があります。

また建設業は、

・地域密着型の工務店
・地場ゼネコン
・専門工事会社
・内装会社

など、中小企業が多い業界でもあります。

最近は、
「退職金なし」
という企業も増えていますが、建設業では昔ながらの福利厚生制度が今でも比較的残っています。

建設業独自の「建退共」と「中退共」の違いとは?

建設業には、
「建退共(建設業退職金共済制度)」
という業界独自の退職金制度があります。

一方で、
一般的な中小企業向けには、
「中退共(中小企業退職金共済制度)」
があります。

どちらも退職金制度ですが、
仕組みや対象が少し違います。

簡単に整理すると、以下のイメージです。

・建退共
→ 建設現場で働く技能労働者向け

・中退共
→ 一般的な中小企業社員向け

建退共は、
現場移動が多い建設業の働き方に合わせた制度です。

建設業では、

・現場ごとに会社が変わる
・協力会社を跨ぐ
・転職や現場移動が多い

という特徴があります。

そのため建退共では、
「何日現場で働いたか」
をベースに掛金を積み立てる仕組みが採用されています。

一方、中退共は、

「毎月いくら積み立てるか」

という月額制が基本です。

そのため、

・施工管理
・本社スタッフ
・営業職
・設計職

など、固定給与で働く社員が多い会社では、中退共を導入しているケースも多くあります。

なお、

「建設会社だから必ず建退共に加入しなければならない」

という法律上の義務はありません。

実際には、

・建退共
・中退共
・企業独自制度
・確定拠出年金

など、会社ごとにさまざまな制度が採用されています。

また、公共工事では福利厚生整備の観点から建退共加入が重視されるケースもあり、建設業全体で導入率が高くなっている背景の一つになっています。

退職金制度がある会社は「長く働く前提」で考えていることが多い

退職金制度がある会社は、
単に「お金を積み立てている」だけではありません。

実際には、

「社員に長く働いてほしい」

という会社の考え方が制度に表れているケースが多くあります。

特に建設業では、

・施工管理を数年かけて育成する
・資格取得を支援する
・ベテランから技術を継承する

など、“長期育成型”の会社が少なくありません。

もちろん、退職金制度の内容は会社によって違います。

ただ、制度が整っている会社ほど、

・福利厚生
・教育体制
・労務管理

にも力を入れているケースは比較的多い傾向があります。

たとえば最近では、

・DX化で残業削減を進める
・年間休日を増やす
・若手教育に力を入れる

など、働き方改善に取り組む建設会社も増えています。

だからこそ求人を見る際は、
給与だけでなく、

「この会社は人を長く育てようとしているか」

という視点を持つことが大切です。

建設業は「将来を見据えて働きたい人」に向いている

建設業は、
決して楽な仕事だけではありません。

現場によっては、

・朝が早い
・工期プレッシャーがある
・調整業務が多い

など、大変な部分もあります。

ただその一方で、

・経験が価値になる
・資格が収入につながる
・手に職がつく
・長く働きやすい

という強みがあります。

実際、
「将来を考えて安定した業界に行きたい」
と考え、建設業へ転職する人も増えています。

特に、

・目に見える形で仕事を残したい
・チームで現場を動かしたい
・経験を積み上げたい
・安定した需要のある仕事をしたい

という人には、向いている業界です。

退職金制度も含め、
長く働く前提で制度設計されている会社が比較的多いのは、建設業の特徴の一つと言えるでしょう。

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