施工管理は休めない?建設現場の休日事情と有給の実態

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施工管理は休めない?建設現場の休日事情と有給の実態

施工管理は本当に休めない?建設業界のリアル

施工管理は本当に休めない?建設業界のリアル
「施工管理って休みが少ないんですよね?」
就活・転職の相談に乗っている建設業界を目指す方から、この質問を受けることは非常に多いです。

SNSや口コミでも、
・休日出勤が多い
・有給が取りづらい
・残業が多い
といったイメージを目にすることがあります。

実際、建設業界は工期が決まっている仕事です。
天候や資材遅延などの影響を受けることもあり、忙しい時期があるのは事実です。

特に以前は、
「土曜日も現場」
「休むより現場優先」
という考え方が根強い会社もありました。

しかし現在は、建設業界全体で働き方が大きく変わり始めています。

背景にあるのが、若手人材不足と働き方改革です。

最近では、
・完全週休2日制
・年間休日120日以上
・有給取得推進
・DX化による業務効率化
を進める会社も増えてきました。

つまり今の建設業界は、
「昔ながらの会社」と「働き方改善を進める会社」の差がかなり大きくなっているのです。

この記事では、施工管理や建設現場のリアルな休日事情について、法律面も含めてわかりやすく解説します。

「建設業って本当に休めないの?」
「ちゃんと休日が取れる会社はある?」
そんな不安を感じている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

建設業界で「休めない」と言われる理由

施工管理が「休めない」と言われる背景には、建設業ならではの特徴があります。

まず大きいのが、工期です。

建設現場では、完成日に向けて多くの職人さんや協力会社が動いています。
そのため、少しの遅れでも全体スケジュールに影響することがあります。

例えば、雨の日が続けば、外装工事や基礎工事が予定通り進まないことがあります。

すると、遅れを取り戻すために、
・土曜出勤
・工程調整
・残業対応
が必要になるケースもあります。

また、商業施設や飲食店の改装工事では、営業スケジュールに合わせて短期間で工事を進める必要があります。

例えば、
・数日間で改装を完了させる
・営業時間を考慮しながら作業を進める
・限られた工期で引き渡しをおこなう
といった現場もあります。

こうした事情から、「休みが不規則」という印象を持たれやすいのです。

ただし、ここで大切なのは、すべての会社が同じではないという点です。

現在は、
・官公庁案件中心で土日休みが安定している会社
・現場を複数人体制で管理する会社
・タブレットや施工管理アプリを導入している会社
など、働き方改善を進める企業も増えています。

特に若手採用を強化している企業ほど、「休日の取りやすさ」を重視する傾向があります。

そのため現在は、施工管理という職種だけで判断するのではなく、“どんな会社を選ぶか”が非常に重要になっています。

有給休暇は必ず取れる?法律と建設現場の実態

現在、企業は一定条件を満たした社員に対して、有給休暇を年5日以上取得させる義務があります。

これは2019年の労働基準法改正によるものです。

対象となるのは、年10日以上の有給休暇が付与される労働者です。

つまり現在は、会社側が「本人が取らないから」で済ませることはできません。

企業には、有給取得を管理する責任があります。

もし取得させなかった場合、企業には罰則が科される可能性があります。

そのため最近は、建設会社でも、
・有給取得率の管理
・計画有給制度
・有給奨励日
などを導入するケースが増えています。

例えば、
・大型連休の谷間
・現場終了後
・閑散期
などに、有給取得を推奨する会社もあります。

ただし、建設現場には調整が必要な工程もあります。

例えば、
・コンクリート打設
・大型搬入
・引き渡し前検査
などは、現場責任者が不在だと難しいケースがあります。

そこで関係してくるのが、「時季変更権」です。

これは、業務に大きな支障が出る場合に限り、会社側が有給取得日を変更してもらう制度です。

ただし、無制限に拒否できるわけではありません。

「忙しいからダメ」を繰り返す運用は認められず、企業側には適切な調整が求められます。

つまり現在は、
“有給が存在するだけの時代”ではなく、
“企業が取得させる責任を持つ時代”
に変わってきているのです。

2024年問題で建設業界の休日事情はどう変わった?

近年、建設業界の働き方が大きく変わるきっかけになったのが、「2024年問題」です。

これは、2024年4月から建設業にも時間外労働の上限規制が本格適用されたことを指します。

これまで建設業は、長時間労働が発生しやすい業界特性から、残業規制の猶予対象になっていました。

しかし現在は、原則として時間外労働に上限が設けられています。

そのため企業側も、
・休日数を増やす
・残業削減を進める
・現場人数を増員する
・DX化で事務作業を効率化する
など、働き方の見直しを急速に進めています。

実際に最近の建設求人では、
・完全週休2日制
・年間休日120日以上
・土日祝休み
を打ち出す企業もかなり増えてきました。

もちろん、引き渡し前や工程調整時など、忙しくなるタイミングはあります。

ただし以前のように、「毎週当たり前に休日出勤」という働き方は、少しずつ減り始めています。

また最近は、
・現場ごとの振替休日管理
・クラウド施工管理
・オンライン打ち合わせ
などを取り入れる企業も増えています。

特に年間休日120日前後を確保している企業は、働き方改革への意識が高いケースも多く、若手定着にも力を入れている傾向があります。

つまり現在は、
「休めない業界」から、
「どう現場を回しながら休みを確保するかを考える業界」へと変化しているのです。

だからこそ転職時には、
・年間休日数
・完全週休2日制か
・有給取得実績
・振替休日制度
・現場体制
などをしっかり確認することが大切です。

建設業界は“会社選び”で働き方が大きく変わる

施工管理や建設業界は、たしかに忙しい時期があります。

しかし、それは「ずっと休めない」という意味ではありません。

実際には、
・会社の考え方
・案件の種類
・現場体制
によって、働き方は大きく変わります。

特に現在は、若手採用や定着率改善のために、休日制度を整える企業が増えています。

そのため、
「建設業=全部ブラック」
と決めつけるのは、かなりもったいないです。

むしろ、
・チームで建物を完成させる達成感
・街に残る仕事
・専門スキルが身につく環境
に魅力を感じる方には、非常にやりがいのある仕事です。

特に、
・モノづくりが好きな人
・チームで協力する仕事が好きな人
・身体を動かすことが好きな人
には向いている仕事と言えるでしょう。

ただし、自分に合う会社選びは本当に重要です。

求人票だけでは見えない部分も多いため、業界を知っている人に相談しながら進めることで、ミスマッチを減らしやすくなります。

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